喜劇こそ、わが人生
人を笑わせることに命をかけた、
喜劇俳優・榎本健一の物語
松雪泰子 凱旋公演!!
11/15(土) |
11/16(日) |
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開演 13:00 |
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開演 18:00 |
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13:00 - 18:30
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戦前・戦中・戦後……と、昭和の日本をとびきりの笑いで照らしつづけ、“エノケン”の愛称で親しまれた榎本健一。彼は、東京・浅草の小さなレビュー劇団「カジノ・フォーリー」の舞台に登場し、一躍注目されると、わずか数年ののちに、座員150名、オーケストラ25名を擁する日本一大きな劇団「ピエル・ブリヤント(エノケン一座)」の座長となった。当時流行していたジャズと、スピーディーでナンセンスなギャグにあふれたその舞台は、エノケンの天賦の感性と体技、音楽性なくしては実現できない、まったく新しい喜劇だった。浅草のエノケンは、やがて、数々の喜劇映画を通じて、全国区の人気者となった。
晩年は病魔におそわれるなど、過酷な現実に直面したが、不自由な身体をおして舞台に立ち、映画やテレビにも出演。また、後進の育成にも励み、喜劇に対する情熱は絶えることがなかった。人生のすべてを喜劇に捧げ、「日本の喜劇王」と謳われたエノケン。そして、彼を愛し、支えつづけた、家族や仲間、ライバルたち……。
エノケンの波乱の人生を又吉直樹が新作戯曲として書下ろし、市村正親が主演する新作舞台。温かい笑いと涙に包まれたエンターテインメントに、ぜひご期待ください。
キャスト
市村正親・・・榎本健一
松雪泰子・・・花島喜世子・榎本よしゑ
本田響矢・・・榎本鍈一
小松利昌
斉藤 淳
三上市朗
豊原功補・・・菊谷榮
スタッフ
作:又吉直樹
演出:シライケイタ
題材監修:原 健太郎
発売日 |
ilex会員先行発売:2025年7月12日(土)10時~7月18日(金)17時 電話のみ受付 会館特別先行発売:2025年7月19日(土)10時~8月3日(日)17時 電話・HPのみ受付 一般発売:2025年8月16日(土)10時~ ※鳥栖市民文化会館での一般発売初日(8/16)の受付は電話・HPのみで、窓口販売は8/17(日)9時よりとなります ※一般発売翌日(8/17)の電話・窓口販売からお席を選べます |
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一般価格 |
【全席指定】S席 12,800円 A席 8,800円 (税込) |
ilex会員価格 |
会員割引はございません ilex会員先行発売期間は、個人会員1口につき全公演合計4枚まで購入可 |
販売所 | 鳥栖市民文化会館(窓口・電話・ホームページ) インプレサリオ(ホームページ) |
プレイガイド | チケットぴあ 【Pコード:533-530】 ローソンチケット 【Lコード:81958】 イープラスe+ |
特記事項 |
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主 催 |
インプレサリオ/KBC/鳥栖市/鳥栖市文化事業協会 |
後 援 |
鳥栖市教育委員会 |
企画制作 |
ホリプロ/東宝 |
お問合せ |
鳥栖市民文化会館 ☎0942-85-3645 9:00~17:00(火曜定休※祝日の場合は翌日) |
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エノケンという喜劇俳優は、私生活における生き方は非常にストイックでまじめで神経質で「本当にこの人が喜劇やるのかな」と思うような感じの人だったそうです。彼の人間的な魅力を又吉くんが脚本にして、僕らが演じる。こういう喜劇王がいたんだなということをしっかりとお見せでできればいいなと思っています。
僕は昔「笑わせよう」と意識して演じていましたが、今は「笑ってもらえる」ように、真剣に生きる芝居をしてみたいと思っています。エノケンと彼にまつわるいろんな物語をお客様に楽しんでいただくことはもちろんですが、大正の終わりから昭和の初期にかけて、僕の親父とおふくろが生きていたころのにおいを感じてもらえるような舞台を作れたらいいなと。
今までとはちょっと違った新しい舞台をお届けできると感じています。お楽しみに。
音楽劇「エノケン」に出演させて頂くことになりました。
私はエノケンさんを支える二人の妻、前妻の花島喜世子さんと後妻の榎本よしゑさんを演じます。舞台で二人の女性を一人で演じるのは初めての経験で、性質が異なる二人の女性、それぞれの視点から彼をどう見つめ、支えていたのか深く分析してるところです。
又吉さんの脚本作品への参加、そして演出のシライさんとも初めてご一緒するので、新たな挑戦となります。また市村さんいう大先輩と共にエノケンさんの世界を舞台で立ち上げることが楽しみです。
喜劇にはあまり縁がなかったのですが、喜劇人としてのエノケンさんの苦悩や生きる力を感じてもらえる作品になると思います。
皆様に楽しんで頂けますよう、懸命に務めたいと思っております。是非劇場でご覧ください。
鳥栖市民の皆さんへのメッセージ
初めて地元で公演をさせていただきます。
お話しを伺った時に本当にビックリしまして、でも地元の皆さんに楽しんでいただけるように懸命に努めたいと思います。
みんなたくさん観に来てくださいね。劇場でお待ちしております。
7年ぶりに舞台に立たせていただく機会をいただき、緊張と同時にワクワクした気持ちでいっぱいです。そして市村さん、松雪さんと共演させて頂けることをとても嬉しく思っています。
僕が演じるエノケンの息子、榎本鍈一は病弱だったそうですが、頂いた資料からは落ち着いていて礼儀正しいという印象を持っています。又吉さんがどのように鍈一を描いてくださるのか、とても楽しみです。
最近は映像作品に出演させていただく機会が多かったので、舞台で、お客様の目の前でお芝居をできることが一番の楽しみです。とても面白い作品になると思いますので、是非皆さん劇場にお越しください。お待ちしています!
エノケンさんを題材にした作品で、又吉さんが脚本を書いて、シライさんが演出をする。
市村さんとの共演は久しぶりですし、松雪さんは素敵な女優さんなので、本当に面白い作品になるんじゃないかなと僕自身も期待しています。まずは脚本を読むことが楽しみです。
菊谷榮は絵もうまくて、エノケンの劇団では座付き作家としても能力を発揮し、最後には戦争で死んでしまう。菊谷という人間の奥深さを感じていただけたらいいなと思っています。
みなさん是非期待して劇場へお越しください。
「昭和の喜劇王」と呼ばれた榎本健一。
その名にふさわしく、彼は戦前から戦後にかけて、多くの人々を笑いで楽しませてきました。現在でも、映像を通じてエノケンの軽妙でリズミカルな芝居に触れることができ、書籍を通じて彼の言葉や哲学を感じ取ることができます。 しかし、ただその記録をなぞるだけではなく、彼の生き様や表現の本質に改めて光を当てることで、時代を超えた普遍的な魅力をより鮮明に描き出せるのではないかと考えています。
今回の舞台では、大先輩である彼の笑いそのものだけでなく、彼の人生からも目を逸らさず、観る人々にエノケンの息吹をお届けしたいと思っています。
戦前から戦後を駆け抜けた不世出のエンターティナーであるエノケンを、現代日本演劇界が誇る稀代のエンターティナー市村正親さんが演じるというこの企画は、演劇界の大事件です。
更に、現代文学界とお笑い界を牽引する又吉さんが脚本を担当されると聞けば、演劇ファンならずとも垂涎ものの本企画でございます。
エノケンと市村さんの人生が重なる時、この作品の伝説が始まります。
この作品に関われる幸福と重圧を目いっぱい感じながら、これまでの演劇人生全てをかけて、閉塞感漂う現代日本に痛快な風穴を開けたいと思っております。
どうか、伝説を目撃しに来てください。