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営業時間:9:00〜17:00
定休日:火曜日

令和7年度 優秀映画鑑賞推進事業
優秀映画祭
~1960年前後に登場した、戦後の若き映画監督たちによる革新的な作品群~

2026年1月17日(土)・18(日)
鳥栖市民文化会館 小ホール

チケット(当日販売)

開催当日に受付にて販売
一般600円、ilex会員500円/2日通し券

PROGRAM

上映作品紹介・上映時間

1月17日(土)

少年[1969年  創造社=ATG]
上映時間:1/17(土)10:30~12:07

脚本:田村孟
監督:大島渚
出演者:阿部哲夫、渡辺文雄、小山明子、木下剛志

日本中を放浪して車にわざとぶつかり、言いがかりをつけてお金を請求する「当たり屋」の少年とその家族の物語。傷痍軍人の父は、戦後の日本社会で自分の居場所を見つけられず、家族を連れて全国を放浪している。少年の母親は少年と血がつながっていない。少年は、父と母から酷使されても、この家族という共同体から逃げ出さず、この共同体が崩れないように、自分の体を傷つけながら「当たり屋」を続けることを選択する。松竹ヌーベルバーグのひとりとして1950年代末から野心作を立て続けに監督してきた大島渚は、映画という表現形式を通じて日本における国家や国民の枠組みそのものを批判的に追求してきた映画監督であるが、本作は大島の思想が見事に映像化された代表作のひとつ。ヴェネチア国際映画祭に出品されて高い評価を得た。「キネマ旬報」ベストテン第3位。

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西村雄一郎の映画塾 ❾

映画をよりお楽しみいただくための事前セミナー
「日本の”ヌーヴェル・ヴァーグ”と呼ばれた若手監督たち」
2026年1月17日(土)
講演/12:30~13:30(開場/12:15)

鳥栖市民文化会館 3階研修室
予約不要(定員30名)

心中天網島[1969年  表現社=ATG]
上映時間:1/17(土)13:40~15:23

原作:近松門左衛門
脚色:富岡多恵子
脚色・監督:篠田正浩
出演者:中村吉右衛門、岩下志麻、滝田裕介、小松方正ほか

近松門左衛門の有名な人形浄瑠璃を映画化した、松竹出身の篠田正浩監督の代表作。篠田監督は学生時代より日本の古典芸能の研究を志していたが、この作品では、浄瑠璃の伝統性と20世紀芸術である映画との創造的な葛藤が結実している。その「新しい解釈」を示しているのが、例えば黒子の出現であり、監督夫人でもある岩下志麻の二役(遊女の小春、妻のおさん)であろう。中村吉右衛門演じる治兵衛が妻を捨てて遊女との情死行に至るまで、愛の情念が狂おしく燃える様を描くこの物語を脚本化するにあたり、監督は詩人・作家の富岡多恵子と作曲家武満徹の協力を仰いでいる。成島東一郎による撮影が、映画の空間に立体性を与えているのも見逃せない。アート・ シアター・ギルド(ATG)との提携による低予算映画であったが、「キネマ旬報」ベストテンの第1位、監督賞、さらに女優賞も受賞している。

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1月18日(日)

情炎[1967年  現代映画社]
上映時間:1/18(日)10:30~12:07

原作:立原正秋
脚本・監督:吉田喜重
出演者:岡田茉莉子、木村功、高橋悦史ほか

松竹を離れた吉田喜重と岡田茉莉子が設立した現代映画社製作による『女のみづうみ』(1966、川端康成原作)に次ぐ、第2作。原作は立原正秋による同名小説で、以降、吉田作品は『炎と女』(1967)から『戒厳令』(1973)までオリジナル脚本が続く。撮影は岩波映画出身の金宇満司で、本作の後は『黒部の太陽』(1968、熊井啓監督)など主に石原プロ作品の劇場映画撮影に携わった。社長夫人として愛のない結婚生活を送っている女性が、母の情人だった男と再会し、自らもその男を愛し母と同じ道をたどりはじめるという物語を、吉田は性を主題に、『水で書かれた物語』(1965)『女のみづうみ』に続けて、女性側から追究した。岡田は本作について自伝に次のように記している。「吉田の映像表現が、よりいっそう自由に、そして大胆に追及されており、それが私自身にも演技することの不思議な魅力、その奥深さといったものを改めて感じさせる、思い出深い作品」。

豚と軍艦[1961年 日活]
上映時間:1/18(日)13:00~14:48

脚本:山内 久
監督:今村 昌平
出演者:長門裕之、吉村実子、南田洋子ほか

横須賀の「どぶ板通り」を舞台に、アメリカ軍基地の残飯を使った養豚で一儲けを狙う落ち着きのないチンピラの欣太(長門)と、彼を慕う春子(吉村)の無軌道ではかない恋の行方を描き、安保体制下にある敗戦国日本の姿をえぐり出した風刺劇。本作でデビューした吉村実子が力強いヒロインを好演。また、終盤の豚の群れが暴走するシーンなどの独創的な演出や、撮影所内に見事に再現された「どぶ板通り」のセットもみどころ。『「エロ事師たち」より人類学入門』(1966)などでも知られる今村昌平の作風は、しばしば「重喜劇」とも称され、人間の泥臭いエネルギーを発散する映画が多いが、その本格的な始まりとなった一本である。

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TICKET

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発売日
当日10:00より受付にて販売 全自由席
一般価格
600円 (税込)/2日通し券
ilex会員価格
500円 (税込)/2日通し券
※会員価格は1公演につき最大2枚まで購入可
特記事項
未就学児入場不可
車いすでご来場される場合は鳥栖市民文化会館までお電話にてお問い合わせください
主 催
鳥栖市/鳥栖市文化事業協会/国立映画アーカイブ
協 賛
西日本三建サービス株式会社/キュウセツAQUA株式会社
後 援
鳥栖市教育委員会
特別協力
文化庁/一般社団法人日本映画製作者連盟/全国興行生活衛生同業組合連合会/松竹株式会社/東宝株式会社/東映株式会社/株式会社KADOKAWA
お問合せ
鳥栖市民文化会館 ☎0942-85-3645
9:00~17:00(火曜定休※祝日の場合は翌日)
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チラシ

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